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toraa et une ami
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23 janvier 2007

鼻母音

鼻母音は、母音を発音するときに、鼻腔からも息を出して発音します。日本語で母音の後にンをつけて発音するのとは異なるので注意して下さい。また、鼻母音音素の/[ε~]/  - /œ̃/ の対立は、 1980 年あたりに消失したと言われています。

[参考]
2つの鼻母音音素 /[ε~]/ と /œ̃/ の対立は消失したと言われてきましたが、近年の調査で再び息を吹き返しつつあるとの報告もあります。いずれにしても、emprunt 「借用」、humble 「控えめな」、un 「1」などの単語において、今でも [œ̃] の鼻母音が聞かれます。

http://www.coelang.tufs.ac.jp/modules/fr/pmod2/4-1-6-1/1.html
[ã]  口を開き、舌を後方に引き上げて、鼻腔からも息を出します。日本語のオンに近いですが、異なるので注意して下さい。
[õ]  [o]よりも口を狭くして、鼻腔からも息を出します。日本語のオンに近いですが、異なるので注意して下さい。
[ε~] [ε]よりも少し口を開いて、鼻腔からも息を出します。日本語のアンに近いですが、異なるので注意して下さい。
[œ̃]  [œ]の口の構えで、鼻腔からも息を出します。

http://www.coelang.tufs.ac.jp/modules/fr/pmod2/4-1-6-2/1.html
[ã]  am/an、em/en の綴り字が、この母音で発音されます。
angle [ɑ̃gl] 角度 
enfant [ɑ̃fɑ̃] 子供   

[õ]  on/om の綴り字が、この母音で発音されます。
oncle [ɔ̃kl] おじ 
ombre [ɔ̃bʁ] 影   

[ε~]  im/in、yn/ ym、aim/ain、eim/einの綴り字が、この母音で発音されます。
cinq [sɛ̃k] 5 
symbole [sɛ̃bɔl] 象徴 
faim [fɛ̃] 空腹な 
plein [plɛ̃] いっぱいの   

[œ̃]  un/umの綴り字が、この母音で発音されます。
humble [œ̃bl] 控えめな 
un [œ̃] 1   

鼻母音こそがフランス語の神髄

鼻母音と聞いて,皆さんは何を連想するでしょうか? 鼻母音とは文字どおり鼻の母音ですから,当然ながらその音は鼻に深く関係してきます。手っ取り早く言えば,音を鼻にかける母音ということです。そう,ここまで言えば何となく連想がつくでしょう。昼間からやたらと「アン」とか「オン」とかいう,フランス語特有のあの甘ったるい音,これこそが鼻母音なのです。それでは代表的な鼻母音の例を見てみましょう。

日本語で表記するなら「アン」と読む音
an,en,in,un,am,em,im,um
日本語で表記するなら「オン」と読む音
on,om

 ほかにも鼻母音の例はありますが,とりあえずこの辺りを押さえておけば平気でしょう。要するに,「アイウエオの母音+n,m」という形の音は鼻母音として発音されるということです。
 ここで誤解のないようにあらかじめ断っておきますが,フランス語の鼻母音の音はこの2種類だけではありません。実際にはもっと細かい発音の分類があるのですが,とりあえず分かりやすいように,ここでは単純な形で話を進めていきますのでご了承ください。後ほど,ある程度フランス語に慣れてきたところで,もう少し詳しく鼻母音について解説することにします。

 さて,今単純に「アン」と「オン」の2種類に分けた鼻母音の音ですが,発音にはちょっとしたコツがあります。
 まずは「アン」の音の作り方ですが,日本語の「ア」より大きく口を開き(ちょうどあくびをするときのように),喉の奥のほうから「ア」と発音してみます。そのまま「ン」と言わずに,鼻から音を出すような感覚で,鼻にかけて音を抜きます(この抜くという感覚が大切です)。どうでしょうか。「ア(ハ)ーン」という何となくまぬけな音が聞こえてきましたね。そうです。この間抜けな音こそが鼻母音なのです。

 「アン」ができたところで「オン」もやってみましょう。今度は口を前のほうに突き出すようにして口先を丸め「オ」と発音します。日本語の「オ」より狭い音ですね。そのまま,「アン」のときと同じように鼻から音を抜いて「オ(ホ)ーン」というような音が出せればOKです。

 とりあえず,この2種類の音をマスターしたら,もう少し難しい音にチャレンジしてみましょう。実は,この音は先程の「アン」と「オン」の中間の音と言ってもいいような音で,アイウエオという5つの母音しか持たない我々日本人にとっては,非常に理解しにくい音なのです。しかし,この音こそがフランス語の鼻母音を語る上で欠かせない音であり,フランス語を美しく響かせるためにはぜひともマスターしなくてはならない音なのであります。
 では,実際に音を作ってみましょう。先程の「オン」という音を作った口の形を作り,そこから「アン」と言うつもりで音を出してみてください。先程の「アン」よりももっと「オン」に近い「ア(オ)ーン」というような音が出てくれば成功です。日本人の耳には「オン」と聞こえるかもしれません。これを,学校などでは「広いアン」と呼びます。逆に,前出の「アン」は「狭いアン」と呼んでいます。このうち,比較的よく使われるのは,後出の「狭いアン」のほうでしょう。
 この2つの「アン」の音の違いが分かったでしょうか。この2つの音が使い分けられるようになるとフランス語が上手に聞こえるようになりますので,毎日練習してください。以上,ここでは3種類の鼻母音をマスターしましょう。
 それでは,この音を使った単語の例を挙げてみます。

母音字+n,mの読み方(鼻母音の表示)

an, am, en, em …アン 
例:France[フランス](フランス),jambe[ジャンブ](脚),enfant[アンファン](子供)
    encore[アンコール](ふたたび),ensemble[アンサンブル](一緒に)
例外:examen[エグザマン](試験),spécimen[スペシメヌ](見本)

ain, aim, ein, eim, in, im …アン(アに近いエを鼻に抜きます
例:pain[パン](パン),faim[ファン](飢え),peinture[パンテュール](絵),fin[ファン](終り)
  impossible[アンポシーブル](不可能な),Chopin[ショパン](ショパン)

on, om …オン 例:non[ノン](いいえ), nombre[ノンブル](数)
un, um …アン 例:un[アン](1つの), parfum[パルファン](香り)
例外:ラテン語系の語の語尾に来る um は[オム]と読む
: album[ アルボム](アルバム),aluminium[アリュミニョム](アルミニウム)

ien …イァン 例:bien[ビヤン](よく), rien[リヤン](何もない), science[シヤンス](科学)
oin …ウァン 例:loin[ルアン](遠くに)

注意: n,m が重なるときは鼻母音になりません。
例: année[アネ](年),homme[オム](男),innocent[イノサン](無実の)
例外: ennui[アンニュイ](退屈)など

http://salondefr.exblog.jp/61941/

フランス語をまねるとき、ボンジュールとかトレビァ~ンだとか、よく鼻母音が誇張されます。それだけ鼻母音がフランス語の特徴のひとつなんでしょうね。確かに勉強し始めると、inやeinはアンのようなエンのような音、an, en, am, emはアンでもオンに近い音、on, omにおちょぼ口にしたオンだと習います。

こういう説明を聞くと、2種類の「アン」の違いばかり気になって、「オン」は簡単と思い勝ちです。そこに落とし穴が・・・。

フランスに行かれる前にぜひ読んでおいて欲しい話です。
知人に聞いた話です。

フランス留学中、"mon nom”(私の名前)というとき、特に気にせず、ずっとモノムと発音していたら、ある時 "トノム ?”と聞き返されたそうです。そう、nomは鼻母音のオンですから、「ム」と口を結んではいけなかったんです。なのでnonと同じ発音(!)でノン。mon nomでモノン。ではモノムはというと、mon homme(ワタシのオトコ)。トノム?と聞き返されたのは「君のオトコ?」というわけです。あぁ大変。

彼女は「ホントに基本的なことなのに…」と恥かしがっていましたが、語尾がomで終わっていると、ついつい「ム」と口を結んでしまう、これは結構はまりやすい落とし穴ではないでしょうか。

実際、語尾がmで終わって「ム」となる単語は多いのですが*、「オン」のままで「ム」と口を結ばない単語には、faimやparfumもあり、その他にはなんとAdamもアダムではなくアドンに近いアダンです。

*(例えばクラウン(辞書)では、語尾にamやum, omなどが来て〔m〕と発音する単語の方が多く、例としてはAmsterdam、tam-tam(アフリカの太鼓、タムタム) 、miam-miam(英語のyumyum、「うまうま(美味しいの意味で)」)、calciumは、みな「ム」と口を結んで終わる。)

だからparfumはカタカナ表記するとパルファンなんですね。

この秋、フランスに旅行に行かれる方は「私の名前は」というときはモノンですから、くれぐれもお気をつけて…。

おまけ: ところで、2種類の「アン」について言うと、この間書いたサッカーフランス代表チームをひっかけたコメディアン、Gérald Dahanは、ダアンといってもほとんどダオンに近い音です。試しにこちらの記事(サッカーフランス代表チームだまされる)で紹介しているDahanが出演するラジオ番組のサイトを聞いてみてください。びっくりするほどダオンと聞こえて、なんとなく感覚がつかめます。

鼻母音 [ã][õ][ε~][œ~] について
 鼻母音というのは、母音の中でも発音の際に鼻から抜けるように発っされる音のことで、フランス語には[ã][õ][ε~][œ~]の4種類の鼻母音が存在します。それでは、これらの鼻母音について表で見ていきましょう。

発音記号 発音 つづり字   例
[ã] オン am, an, em, en France [フロンス]
[õ] オン om, on non [ノン]
[ε~] アン im, in, ym, yn, aim, ain, eim, ein impossible [アンポッシブル] sympa [サンパ]
[œ~] アン(*1) um, un un [アン]

(*1) "un"単体の場合か反対を表す接頭語の場合のみ

[ã][õ]という発音ですが、日本語ではどちらともオンと表記していますが、フランス語では発音が違います。

まず、[ã]ですが、これは口を大きく開け、オともアとも区別つかないような音を鼻から抜けるように出します。

[õ]の方では、口の形がキーポイントとなりますが、オームのくちばしのような形を作り、オンと発音して下さい。よく、フランス語の教科書などには[ã]がアン、[õ]がオンと表記されていたりしますが、"ア"と"オ"の違いだけでこの2つの鼻母音の違いを発音できないので、正しい口の形を作るように心がけましょう。(といっても、文章で書かれているので難しいとは思いますが。)

 次に[ε~][œ~]という2つの鼻母音の発音ですが、これは[ã][õ]という鼻母音とは違い、両者にあまり発音の差がありません。フランス人でも2つとも[ε~](アン)という発音をよくします。したがって、[ε~][œ~]とも日本語のアンで問題ないと思います。

http://www.geocities.jp/petite_flanerie/f-notes.html
オン(Bon, non等)、アン(vacances, chance等 / fin等)は鼻母音です。例えば「an,en アン」は、日本語のように「あ(開)・ん(閉)」と口の形を変えることはありません。アの口のまま、腹から押し出した音を口で温めつつ鼻に抜くようなイメージ。ちょっとセクシーな音です。

多分発音の最難関かと。一応有名な、
un bon vin blanc
の4種類(そう言えば、「一回目の」大学2回生の頃、先生にこの例を挙げられてその違いを何回も聞かせてもらった。その当時はまったく区別が出来なかった。同じやんって。まぁ今も好きじゃないコレ)。けど地域によって違う。パリではほとんど「un」と「in (im)」の区別がない(両方とも「im」の発音になる)。その一方で地域によっては6種類の鼻母音を使い分ける所もある。絶対に行きたくない。で、ベルギーはこの4種類をちゃんと厳格に使い分ける。だから、ベルギー人はパリ人を、
brin brun
の区別が出来ないと馬鹿にする。"brun"は「褐色(の)」、"brin"は「1本」という意味もあるけど「うんこ」の意味もある。だから「褐色のうんこ」って馬鹿にする。とは言っても僕も区別出来ん。パリ人?

http://members.aol.com/Naoto1900/francais/note3a.html
in, im
ain[m]
ein[m]  「アン」って。
口の形を思いっきり平たくして。これは結構大丈夫。 

  un
um  問題のパリでは消えてしまった音。日本語で言ったら、やっぱり「アン」。
[in] と [an] の中間ぐらいの口の形。なんとなくだらしのない位置っていうイメージがある。 

  en, em
an, am  もう思いっきり口をあけて。
僕には「オン」よりにどうしても聞こえるけど、ベルギー人の説明によるといつも「アン」と。まぁ、多分真ん中ぐらいの怪しい所だと。 

  on
om  口をすぼめて、尖らして「オン」。
フランス人男子が口を尖らしている姿。あれはねー……。 

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